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【2023年 最新版】ワイヤレスキーボード選びのポイントを解説!

パソコンの文字入力の際に必要不可欠とも言える周辺機器のひとつであるキーボードですが、いざ必要になって購入を検討してみると非常に種類が多いことに驚く方もいるのではないでしょうか。パソコンで作業をする際に長時間操作をすることになり、作業の快適さに直結するアイテムなので、キーボード選びはしっかりポイントを抑えることが重要です。

そんなキーボードの中でもケーブルレスで使用可能なワイヤレスキーボードは配線がなくデスク上をすっきりさせることが出来るのが魅力です。

今回はワイヤレスキーボード選びに必要なポイントと、オススメ製品をご紹介しますので、是非こちらでチェックしてみてください。

ワイヤレスキーボードの良いところ・悪いところ

ワイヤレスキーボードの良いところ

ワイヤレスキーボードの最大の魅力は配線がなくデスク周りがスッキリすることです。配線の取り回しや配置を気にすることなく使用できるのは有線キーボードにはない部分なのでワイヤレスキーボードを選ぶ一番のメリットと言えます。

さらにBluetooth接続のタイプはパソコンだけではなくスマホやタブレット、ゲーム機など様々な機器と接続端子の有無を気にせずに接続が可能です。

また、サイズやデザインの種類も豊富で自分好みの製品選びが出来ます。

ワイヤレスキーボードを繋げられる機器
・パソコン
・スマートフォン
・タブレット(iPadなど)
・ゲーム機(PS5など)

ワイヤレスキーボードの悪いところ

ワイヤレスキーボードは充電や電池が必要な点が有線タイプとの最大の違いです。そのため電池が切れると動かなくなってしまうので、時々電池交換を行う必要がある点がデメリットとして挙げられます。

また、無線の電波を使用しているため環境によっては通信状況が悪くなり反応が悪くなるということが考えられます。そのためゲームをやる方は有線タイプを選択する方がベターかもしれません。

ワイヤレスキーボード選びのポイント

接続方法を確認する

マウスとパソコンの接続方法は「ワイヤレス・有線・両対応」があります。

USBレシーバー

使用したいパソコンに、USBレシーバーを接続して使用するタイプです。スマホやタブレットはUSBポートがなく使用できない製品が多いので注意が必要です。

ペアリングの設定なくレシーバーをUSBポートに挿すだけで使用できるので簡単に使えるメリットがあります。

Bluetooth

Bluetoothという無線通信の国際規格を使用して接続するタイプです。パソコンに限らずBluetooth搭載のスマホやタブレット、ゲーム機などとペアリングさせることで使用できるのが特徴です。

キースイッチの種類を確認する

キーボードの性能差で一番のポイントになるキー押して反応させる仕組みの違いは、打鍵感や耐久性に直結する部分なので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう

メンブレン

構造が最もシンプルで、最も一般的なタイプのキーボードです。最大の特徴は価格が安価な製品が多い点。構造上キーが押し戻される力が強いため、指への負担が大きく長時間の作業や文字入力メインの作業には不向き。とりあえずパソコンを操作するためにキーボードが必要だから購入する方や、こだわりがなくコストを抑えたい方はメンブレン式のキーボードがおすすめです。

パンタグラフ

ほとんどのノートパソコンで採用されている構造で、キーが薄く浅いタッチで文字入力ができるのが特徴。その特徴故に長時間のタイピングでも疲れにくいのが魅力でメンブレン構造のものと比較して打鍵音も小さい傾向にあります。キーが薄いため耐久性が他のタイプより劣る点がマイナスポイント。

メカニカル

耐久性に優れ様々な打鍵感や打鍵音のラインナップがあるのが特徴。キーの一つ一つが独立したスイッチを持っているため、劣化により特定のキーが使えなくなった場合も該当のキースイッチを交換すれば継続して使用が可能で特定のキーをハード使用することが想定されるゲーミング用として選ばれることが多く、ビジネス用途においてもハードな使用を想定している方におすすめです。

また、キートップの軸の色に黒軸・茶軸・赤軸・茶軸と違いがあり、この色の違いで打鍵感や打鍵音に違いがあるという特徴もあり、より自分に合ったキーボード選びが出来るため、こだわってキーボードを選びたい方は店頭で実際に触れて選んでみてください。

タイプ打鍵音特徴
メンブレン大きい価格が安価で、種類が非常に多い
キーの戻る力が強く指への負担が大きい
パンタグラフ小さいノートパソコンのほとんどで採用、キーが薄く軽いタッチで文字入力できる
耐久性は他より劣る
メカニカル種類がある耐久性が高くキースイッチの交換が一つから可能、ゲーミング用途におすすめ、軸が選べる
本体が重くなりがち、価格がやや高め

テンキーの有無を確認する

キーボードには数字や符号を効率的に入力するためにキーボードの右側にテンキーが配置されているものと付いていないものがあります。数字を多く打ち込む事務作業や表計算を多く使う方はテンキー付きが便利でしょう。

一方でテンキーのスペース分キーボードが横長になるデメリットもあるので、デスクを広く使い方には不向き。自分の用途や使用環境と相談して選ぶようにしましょう。

デザインやサイズを確認する

ワイヤレスキーボードは持ち運びのし易さを重視した折り畳み式のものや・コンパクトなモデルも多くラインナップされています。そういったモデルはキーが小さかったり配置に癖がある場合もある為、自分の利用用途や使用する際のこだわりに合ったデザイン・サイズのものをチョイスするようにしましょう。

電池寿命を確認する

ワイヤレスキーボードは使用するために電池が必要になります。ワイヤレスキーボードを選ぶ際は電池持ちがどの程度なのか確認するようにしましょう。電池が切れると使用途中でキーボードが使えなくなってしまい電池交換の手間も発生するためコストがかかってしまいます。そのため電池持ちの良い製品を選ぶことでランニングコストを抑えられるメリットがあります。

おすすめのワイヤレスキーボードをご紹介

国内最大級の家電量販店でPC周辺機器の販売担当をしていたこともある私がおすすめするワイヤレスキーボードをご紹介します。どんなワイヤレスキーボードを選んでいいかわからない方は是非参考にしてみてください。

ロジクール K270

無線接続テンキー付きフルサイズの静音キーボードです。メンブレン式ながら従来モデルより操作音を90%も削減した静音タイプで、価格も安価。電池寿命も24ヶ月と電池交換の手間が少ないのも魅力的。

こだわりなくとりあえずワイヤレスキーボードが必要な方におすすめです。

ロジクール K380

スリムで美しいデザイン、カラーラインナップも豊富なキーボード。Bluetooth接続なのでパソコンだけではなくタブレットやゲーム機での利用も可能で最大3台のデバイスを接続しボタン一つで簡単に切り替えが可能。小型サイズの本体は持ち運びにも便利で電池寿命も24ヶ月と長寿命なのも魅力的です。

エレコム TK-FBP102BK

持ち運びに便利な軽量、薄型設計のワイヤレスキーボード。Bluetooth接続のキーボードなのでパソコンだけでなくスマホやタブレットなどと最大3台のデバイスとペアリング可能。キータイプはノートパソコンと同じパンタグラフ方式を採用しており軽いタッチでタイピング出来るため指への負担が少なく疲れにくいのも魅力的です。

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