「もっと編集スキルが高ければ、単価も上がるのに…」
そう思っていた時期が、僕にもありました。 実際、編集が上手い人はたくさんいますし、 「技術を磨くこと=単価アップ」だと考えるのは自然なことです。
でも、僕の単価が上がったきっかけは、スキルではありませんでした。
むしろ、「編集以外のあるポイント」を意識するようになってから、 クライアントからの評価が変わり、報酬にも反映されるようになったんです。
単価アップのきっかけ①:「企画っぽい提案」ができるようになった
最初は「指示された通りに編集する」ことに必死でした。 でも、何本も動画を納品していく中で、 「こうした方がもっと良くなるのでは?」と感じることが増えてきました。
そこで、納品時に軽く提案を添えるようにしたんです。
「BGMの切り替え位置、もし少し前倒しにするとテンポがよくなるかもしれません」
「テロップの色味、もしブランドカラーがあれば合わせてみましょうか?」
こんな“ちょっとした一言”が、実はクライアントにとってはとてもありがたい。 結果的に、「この人、編集だけじゃなくて一緒に考えてくれる」と評価され、 次の依頼から報酬が上がることもありました。
単価アップのきっかけ②:編集外の作業を巻き取った
僕が意識したのは、「+αの価値を提供する」ことでした。
たとえば:
- サムネイル作成
- 簡単なタイトル案の提案
- 投稿用のテキスト(SNSなど)作成補助
「そこまでお願いしていいんですか?」と言われるくらい、 相手の負担が減るような動きを心がけました。
これも、ちょっと手間がかかるようで実は差別化につながるポイントです。
単価アップのきっかけ③:「期待以上」が信頼を生む
単価を上げる一番の近道は、 相手が“想像していた以上”の成果を出すこと。
たとえば:
- サンプル2パターンを提案する
- 修正点を先回りして整えておく
- 「今回の反応を見て、次回こうしていきましょう」と未来に触れる
これらを意識すると、自然と「この人、任せておけば安心」と思われるようになります。
スキルだけで差がつかない時代の“稼げる動き方”
今は、編集スキルが高い人がたくさんいます。 でも、「信頼されている編集者」は一握り。
そしてその違いは、“編集外のひと手間”にあると僕は感じています。
- 提案力
- サポート力
- 誠実な姿勢
この3つがあるだけで、単価は自然と上がっていきます。
編集に自信がなくても、できることはたくさんある。
この記事が、そのヒントになれば嬉しいです。
📌 次回予告: 「動画編集で月30万稼いで気づいた、続けるために必要なこと」 → メンタル・環境・作業習慣…長くやるコツをまとめます。